観葉植物の育て方

観葉植物を丁寧に育てる

観葉植物と言っても様々な種類がありひとくくりにするのは間違いかもしれませんが、全てに共通する部分は多いと思っていますので、ここではその「共通する部分」をお伝えしたいと思います。

ここでは、鉢に入った植物の育て方について記述していきます。

観葉植物の育て方

  1. 観葉植物は直射日光を避けて、出来るだけ明るい場所で育てるのがベスト。やむを得ず電球のみのような場所で育てる場合は、一年間その場所で様子を見るのもあり◎植物によって特性が違うので様子が悪くなるようなら場所を変えてあげてください。
  2. 植物は蒸れに弱いので風通りのいい空気の動く場所に置くのが理想です。
  3. 葉に溜まったホコリは定期的に「はたき」等ではたき落としましょう。見た目もそうですが、室内の少ない光量でもしっかり光合成出来るようにしてあげます。

観葉植物のお水やりは培養土の5分の1を目安に

  • 鉢のサイズや季節、植えられた土によってお水やりのタイミングは大きく変わってきます。
  • だいたい、20cmくらいまでの鉢で週に1回、それ以上のサイズは2週に1回~3週間に1回程度と鉢のサイズ・入ってる土の量に応じて変化します。(冬は、半分まで減らす)
  • まず水やりする前に土がしっかり乾いているか確認して下さい。ひとさし指でほじってみると分かりやすいです。20cmくらいまでの小さな鉢なら両手で持ち上げてみると「軽さ」で分かりやすいかもしれません。
  • 乾いている事が確認で来たら、先の細いジョウロでゆっくりと回し掛けます。この時ザーッと入れずにゆっくり浸透する様子を確認しながらあげると土全体にしっかりと水が行き渡りますよ。
  • 1回の水の量は下から出るまでで無くてもオッケー。鉢に入ってる土の約5分の1の水量をゆっくりあげます。
  • 20センチの鉢で「0.5リットル」、30センチの鉢で「1.5リットル」を目安に季節や環境に応じて増減すると分かりやすい。

お水やりのタイミングは植物の「種類」や「置き場所」によっても随分変わってくるものです。

*素焼き鉢やセメント鉢の場合はそれ自体が水分を吸収するため、非常にお水の渇きが早くなる場合があります。水切れに注意してあげて下さいね。

●季節のお手入れ「春夏秋冬」

植物は3月~5月になると徐々に活動を始める時期になります。

新しい芽を出すこの時期は植物にとって「一年で一番大切な時期」でもあり、お水の量も徐々に増やしていく必要があります。

植え替えも同時期にすると安心して根を触りやすいですね。肥料も同時にあげれたらベスト。

6月からは梅雨時期の「蒸れ」8月の高温に注意しましょう。

お水やりの頻度はこの時期が最短になるころです。

室内の鉢に植えられた観葉植物にとって、「風通しの良さ」は最も重要な点で、見落としがちな点でもあります。

十分考慮して育ててあげたいですね。

サーキュレータで空気の流れをつくるのがベスト

10月ごろからは、植物は徐々に冬に向けての準備を行っていく時期になります。

春に植え替えできなかった植物などの植え替えを行うタイミングです。

春ほど根にダメージは与えれませんが、詰まった根鉢は軽くほぐしてあげるようにします。

この時も同時に肥料をあげておきましょう。

お水やりは徐々に頻度を長くしていきます。

1月~3月の間は一年で特に厳しい低温期になります。

室内にいる観葉植物にとってもそれは同じ、

根鉢を冷やさないように注意してください。

特にお水やりの後急激に根が冷やされて傷んでしまう場合が多いので、お水やりはごく少量を暖かい日の午前中に済ましておくようにします。

●観葉植物の植え替え

植え替えはいつする?

観葉植物の植え替えは、

植物をご購入から3年までのあいだに一度行うのが理想です。

その後も3年を目安に行っていただくと植物は順調に生育することができます。

季節は

出来るだけ4月~7月・10月~11月の期間に行うことで根を傷めても失敗しにくい時期になります。

特に

4月~7月のあいだは、

一年で一番植物が成長する時期なので

大きく根を切る植え替えも可能です。

植え替えと同時に緩効性肥料を与えているといいです。また、室内で育てる観葉植物では

植え替える用土には細心の注意を払うことも重要です。

鉢に植えられた植物にとって「土の通気性」は、とても大切で通気の良さは今後の成長を大きく左右します。

土選びは慎重に

最低でも「観葉植物の土」と表記のある製品を選びたいですね。


随時追記します。

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