もくじ :
1 . 木バラの基本特性と西宮市での栽培ポイント
2 . 木バラの年間管理スケジュール
1~2月(冬・休眠期)
3~5月(春・成長期)
6~8月(夏・開花期)
9~11月(秋・開花期)
12月(冬支度)
3 . 木バラの剪定を時短で!簡単テクニックと絶対守るべき注意点
4 . 木バラ剪定の基本ルール(時短の前提)
5 . 【時短テク】30分で終わる剪定ステップ(3m未満の木バラ向け)
6 .【絶対NG】剪定で失敗する5大注意点
7 . まとめ:西宮の庭で満開の木バラを!
8 . トラブルシューティング:よくある失敗と解決策
西宮市の庭で美しい木バラ(木立ち性バラ)を育てるのは、春の華やかな開花が楽しみになる醍醐味です。でも、梅雨の湿気や夏の高温で病害虫が発生しやすく、肥料や剪定のタイミングを間違えると花が少なくなる…そんなお悩み、ありませんか?
この記事では、西宮市の気候に合わせた木バラの年間を通した育て方を、肥料管理、剪定方法、病害虫対策を統合して詳しく解説。初心者でも実践しやすいスケジュールで、豊かな花を咲かせましょう!
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1 . 木バラの基本特性と西宮市での栽培ポイント
木バラは、樹高1~2m程度のコンパクトな樹形で、庭植えや鉢植えに最適。西宮市の温暖な気候は春・秋の開花にぴったりですが、梅雨の多湿で黒星病やうどんこ病が発生しやすく、夏の高温で根が弱りやすいのが課題です。
栽培のコツ:
- 日当たり・風通し:1日6時間以上の日光。風通しを良くして病害予防。
- 土壌:水はけの良い弱酸性土(pH5.5~6.5)。堆肥を混ぜて排水改善。
- 水やり:土の表面が乾いたらたっぷり。夏は朝夕2回、梅雨は控えめに。
- 品種選び:初心者向けに耐病性の強い「ルイーズ・オディエ」や「アイスバーグ」を推奨。
これらを基に、年間スケジュールをまとめました。
2 . 木バラの年間管理スケジュール
もくじ :
1~2月(冬・休眠期)
3~5月(春・成長期)
6~8月(夏・開花期)
9~11月(秋・開花期)
12月(冬支度)
1~2月(冬・休眠期)
主な作業:冬剪定・寒肥・植え替え
寒肥:株元に有機肥料(油粕や堆肥)100~150gを溝に埋め、水やりで浸透。春の成長準備にリン酸・カリウム重視(N-P-K:5-10-10)
剪定 : 冬剪定:葉をすべて落とし、樹高の1/2(30~50cm)に切り戻す。枯れ枝・内側枝を除去し、5~7本の強い枝を残す。
道具 : 剪定ばさみ(消毒)
病害虫:落ち葉除去で奉仕防止。カイガラムシチェック(アルコール綿拭き)
3~5月(春・成長期)
主な作業:新芽観察・芽かき・追肥
芽出し肥:3月下旬に化成肥料(N-P-K:10-6-6) 50gを株元に。窒素で新芽促進。
剪定:芽かき : 4月、新芽の基部から弱い芽を除去(主芽1本残す)。花芽を集中させる。
病害虫:アブラムシ・うどんこ病予防 : ベンレート(1000倍希釈葉面散布)。週1回チェック。
6~8月(夏・開花期)
主な作業:花がら摘み・夏剪定・暑さ対策
肥料:追肥 : 6月下旬に液体肥料(ハイポネックス1000倍)少量。
夏は控えめ(根焼け防止)
剪定:夏剪定 : 7月、花後すぐに弱枝を1/3カット。風通し確保。
病害虫:黒星病・ハダニ対策 : オルトラン粒剤を株元に。マルチングで土壌湿気調整。西宮の高温多湿で多発注意。
9~11月(秋・開花期)
主な作業:お礼肥・花がら摘み・冬準備
肥料:お礼肥 : 9月下旬に化成肥料(N-P-K:8-8-8 化成肥料) 80g。秋バラのボリュームアップ。
剪定:軽剪定 : 10月、花後軽く整え。強い枝を残す。
病害虫:落ち葉除去で越冬病害防止。カブトムシ幼虫チェック(ダイアジノン粒剤)
12月(冬支度)
主な作業:葉落とし・土壌改良
肥料:肥料なし。堆肥でマルチング(保湿・保温)
剪定:なし。冬剪定の準備。
病害虫:全体消毒(ベンレート)。
3 . 木バラの剪定を時短で!簡単テクニックと絶対守るべき注意点
庭で木バラを育てるなら、剪定は花の数を左右する最重要作業。
でも「時間がかかる」「どこを切ればいいか分からない」…そんな悩み、ありませんか?
この記事では、初心者でも30分以内で終わる時短剪定法と、失敗を防ぐ注意点を徹底解説。
年間スケジュールと併せて、シードガーデンの植栽メンテナンスにおまかせを!
4 . 木バラ剪定の基本ルール(時短の前提)
| 項目 | 内容 |
| 時期 | 冬剪定(1~2月)、夏剪定(7月) |
| 目標 | 風通しUP+花芽集中 |
| 道具 | 剪定ばさみ(消毒済み)、軍手、ゴミ袋 |
5 . 【時短テク】30分で終わる剪定ステップ(3m未満の木バラ向け)
準備(5分)
- 道具を消毒 → アルコールスプレーで刃を拭く(病害予防)
- ゴミ袋を横に置く → 切った枝をすぐ投入
ステップ1:枯れ枝・弱枝を一掃(5分)
- 見分け方:黒く枯れた枝、細すぎる枝(鉛筆より細い)
- 切り方:基部からバッサリ切る
- 時短ポイント:迷ったら「全部切る」勢いでOK!
ステップ2:内側枝を間引く(10分)
- 対象:中心に向かう枝、重なり合う枝
- 切り方:外側に伸びる強い枝を残して切る
- 時短ポイント:「V字形」を意識 → 枝が5~7本になるように
ステップ3:切り戻し(10分)
- 冬剪定:樹高の1/2(30~50cm)に切り戻し
- 夏剪定:花後の枝を1/3カット
- 切り口:45度で、芽の上で5mm
- 時短ポイント:一発で切る → 迷ったら短めに
合計30分で完了!
※鉢植えならさらに時短(20分)

6 .【絶対NG】剪定で失敗する5大注意点
| 注意点 | 理由 | 対処法 |
| 1. 切り口を斜めにしない | 雨水が溜まり腐る | 45度で切る |
| 2. 道具を消毒しない | 病気が広がる | アルコールで毎回拭く |
| 3. 太い枝を無理に切る | 裂け目から病害 | ノコギリ使用 |
| 4. 切りすぎる | 花が減る | 5~7本の主枝は残す |
| 5. 切り口をそのまま | 乾燥・病害 | 癒合剤を塗る(任意) |
西宮市特有の注意:
- **梅雨前(5月)**に軽く剪定 → 黒星病予防
- 夏の高温は夕方作業 → 樹勢ダメージ軽減
時短剪定の裏技3選
- 電動剪定ばさみ → 太枝もラクラク(コーナン西宮今津店で購入可)
- テンプレート活用 → 段ボールでV字型ガイド作成
- シードガーデンに依頼 → 植栽メンテナンスでプロが30分仕上げ
病害虫対策(西宮市特有の注意点)
| 病害虫 | 症状 | 対策 |
| 黒星病 | 葉に黒い斑点 | ベンレート散布+風通し改善 |
| うどんこ病 | 白い粉 | トップジンM(予防散布) |
| アブラムシ | 葉が縮れる | 拭き取り or オルトラン |
7 . まとめ:西宮の庭で満開の木バラを!
年間スケジュールを守れば、春も秋も華やかに。
シードガーデンの植栽メンテナンスで、剪定や病害診断もお任せ!
施肥のポイント:木バラは「肥料食い」ですが、過多は根焼けの原因。ドリップライン(枝外縁)に沿って溝を掘り、肥料を埋め、水やりで溶かす。 推奨肥料:マイローズばらの肥料(ホームセンターで入手可)。
剪定のコツ:清潔な道具を使い、切り口を45度に。西宮の温和な冬は2月上旬までに完了。初心者は動画参考を。
病害虫対策の基本:西宮の梅雨で黒星病・うどんこ病が多発しやすいので、予防散布を習慣に。シードガーデンの植栽メンテナンスで定期診断を活用しましょう。

施肥の基本(ドリップライン方式)
- 枝の外縁(ドリップライン)に沿って溝を掘る
- 肥料を均等に撒く
- 土をかぶせ、たっぷり水やり
8 . トラブルシューティング:よくある失敗と解決策
- 花が少ない:肥料不足→春の追肥を強化。窒素多めで。
- 葉黄化:鉄不足や病害→活力剤(リキダス)と殺菌剤併用。
- 根腐れ:梅雨の過湿→排水改善(パーライト混入)。重症時は植え替え。
- 虫害:アブラムシ→早めの拭き取りやオルトラン。自然派ならニームオイル。
これらを防ぐために、毎月のチェックを習慣に。異常時はシードガーデンのプロに相談を。
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