月の庭仕事【1月】

今月やるべきこと、今月に出来ること、さまざま少しでも皆様の作業の基準になればと想い

「月の庭仕事」の連載をきめました。

植物の成長や管理方法は地域によって多少違いがあるかと思います。
当店所在地の兵庫県西宮市を基準にしています。

月の庭仕事【1月】

今月はまだ寒さが厳しいので油断は禁物、霜が降りることを想定して霜に弱い植物は軒下など屋根の下へ移動しておきましょう。

また植物の活動が少ないこの時期最適なのが、施肥(土壌改良)になります。

使用するものは化学肥料は控えて有機質のものを選びましょう。

木の根元から少し離れた場所を数か所穴を掘って埋めておきます。

これで春に植物が活動しはじめるころには土壌に馴染んでうまく根から吸収してくれることでしょう。

また私はお庭のおち葉は出来るだけ土の上に残して、その上からたい肥を撒くのをお勧めしています。

たい肥を撒くことでおち葉の分解が早まり土壌養分を育てることになるからです。

植木の剪定は通常剪定は出来ますが2月に今以上に冷え込みがきつくなる事を思うと枝枯れの心配もあります。今はぐっとこらえて、4月まで待ちましょう。

常緑樹の強い剪定や落葉樹も今するなら3月の芽吹き前にした方が植物にとっても安心です。

それにしても年々平均気温が上がっているようですが、生態系などに悪い影響がないことを望みます。

少しでも環境にいいこと考えていきたいですね。

次回、月の庭仕事【2月】は2月に掲載します。