シュラブローズ(Shrub Rose)は、木立ち性とつる性の良いところを併せ持つ半つる性バラ。イングリッシュローズの多くがこのタイプで、四季咲き性・耐病性が高く、花付きが抜群です。枝が長く伸びるので、ブッシュ仕立てでコンパクトに、スタンダード仕立てで優雅に、壁面誘引でロマンチックに仕立て替え可能。有機肥料中心で自然に育てやすく、西宮市近郊の温暖湿潤気候にぴったり!この記事では、有機肥料をメインにした育て方、大苗の植え付け方法、3つの仕立て方(ブッシュ・スタンダード・壁面誘引)を詳しく解説。毎年豊かな花を楽しむコツをまとめました。シードガーデンのブログで、バラ初心者必見の内容です!
シュラブローズの基本情報と特徴
バラ科バラ属の落葉低木〜半つる性低木。樹高1〜2.5m(仕立て方で変化)。花期は5〜11月(四季咲き性品種多数)。花色・香り・咲き方豊富で、耐病性が高いイングリッシュローズやモダンシュラブが人気。耐寒性は-10℃前後で西宮の冬越し簡単。夏の高温多湿にやや弱い。
メリット:
- 花数が多く、長く咲く。
- 仕立て方で自由にアレンジ可能。
- 有機栽培向きで自然な育て方が楽しめる。
デメリット:
- 枝が伸びやすいので剪定・誘引必須。
- 黒星病・うどんこ病に注意(有機栽培では予防重視)。
大苗の植え付け方法
植え付け適期は11〜2月(休眠期の大苗が最適)。西宮近郊のホームセンターや専門店で大苗入手可能。
- 場所選び: 日当たり良好(1日6時間以上)、風通し良く、水はけ抜群。西宮の夏西日避け、午後半日陰も可。
- 土作り: 水はけ・保水バランスの良い有機質土。粘土質なら完熟堆肥・腐葉土・バークを30〜40%混ぜ、pH弱酸性(5.5〜6.5)。穴直径50cm・深さ50cm掘り、底に完熟牛ふん堆肥5〜8L+油かす200g+骨粉100gを元肥に。
- 植え方: 接ぎ木部分を土面5cm上に出す。根を広げ、元肥に直接触れないよう土を被せて植え付け。支柱を立てて安定させ、たっぷり水やり。マルチング(バークチップ)で乾燥・雑草防止。
有機肥料のポイント: 化学肥料を避け、発酵油かす・完熟堆肥・骨粉・米ぬか中心。植え付け時元肥をしっかり入れ、根が張ったら追肥少なめで自然に。
水やりと肥料の与え方
- 水やり: 土表面乾いたらたっぷり。地植え定着後は雨任せ(西宮の梅雨多湿時は排水確保、夏乾燥時朝夕に)。
- 肥料(有機中心):
- 冬の寒肥(12〜2月): 完熟牛ふん堆肥・発酵油かす・骨粉を株元に埋め込み。
- 春の追肥(3〜4月): 発酵油かす・米ぬか・海藻エキスで新芽促進。
- お礼肥(6〜7月): 花後すぐに発酵油かす少量で二番花促進。
- 秋の追肥(9〜10月): リン酸・カリ多めの有機肥料で花芽分化。
- ポイント: 窒素過多で黒星病が増えるので控えめ。液体有機肥料(魚エマルジョンなど)で葉面散布も効果的。
仕立て方と剪定のコツで毎年花数を多く
シュラブローズは仕立て方で表情が変わる!有機栽培では剪定で風通しを良くし、病気を防ぐ。
- ブッシュ仕立て(コンパクトな低木型)
- 冬剪定(12〜2月):全体を1/3〜1/2に切り戻し、株元から勢いのある枝を5〜7本残す。交差枝・弱枝除去。
- 夏剪定(6〜7月):花後、花茎を葉の上まで切り戻し、分枝促進。
- ポイント:低めに保ち、花数を最大化。初心者おすすめ。
- スタンダード仕立て(木立バラ風・優雅な樹形)
- 1本の太い幹を0.9〜1.2mの高さに誘引し、上部をブッシュ状に。
- 冬剪定:上部を丸く切り戻し、側枝はすべて切り落とす。
- 支柱必須。接ぎ木部分を露出させ、幹をまっすぐに。
- ポイント:高さを調節して花を目線に。庭のアクセントに。
- 壁面誘引(壁やフェンスに沿ってロマンチックに)
- 枝を横に広げ、45〜60度でワイヤーやトレリスに固定(柔らかい枝を活用)。
- 冬剪定:古枝除去、新枝を横に誘引。
- 夏剪定:伸びすぎ枝を切り戻し、花芽を増やす。
- ポイント:壁から15〜20cm離して空気循環。花が壁一面に広がる。
花数アップのコツ:
- 夏の切り戻しで分枝を促す。
- 有機肥料でリン酸・カリ中心に。
- 風通し確保で黒星病予防。
- 適宜配合肥料を入れると尚いい。
病害虫対策
黒星病・うどんこ病が主。予防:有機マルチング・風通し・月1〜2回有機殺菌剤(ニームオイルなど)。アブラムシ出たら石鹸水。
シュラブローズの年間管理スケジュール
| 月 | 作業内容 | 注意点 |
| 1〜2月 | 冬剪定・誘引・大苗植え付け寒肥(有機) | 休眠期ベスト |
| 3〜4月 | 新芽確認・追肥 | 黒星病予防開始 |
| 5〜6月 | 花期・花後切り戻し | 花数アップ |
| 7〜8月 | 夏剪定・追肥 | 蒸れ注意 |
| 9〜10月 | 秋肥・誘引調整 | 二番花準備 |
| 11〜12月 | 花期・冬支度 | マルチング |
このスケジュールで、毎年花数を多く楽しめます。西宮の気候にぴったり!
よくあるトラブルと解決法
- 花が少ない: 剪定不足・窒素過多。夏切り戻し・有機リン酸肥料。
- 黒星病: 多湿・風通し不良。予防散布・落ち葉除去。
- 徒長: 肥料過多。控えめ有機肥料。
シュラブローズを庭に植えて、毎年豪華な花を満開に楽しもう!


