アンスリウム(Anthurium)の肥料と植え替え用土

西宮市室内(室温15〜28℃、湿度40〜70%)で育てる場合の年間肥料スケジュールと、根腐れを防ぐ最適な土の配合を詳しく解説します。

1. 肥料の内容と年間スケジュール(6〜8号鉢基準)

アンスリウムは「少食」。過肥は根焼け・葉焼けの原因になるので、規定濃度の1/2〜1/3で与えるのが鉄則です。

季節液体肥料(推奨:ハイポネックス原液)置き肥(マグァンプK中粒など)ポイント
春 3〜5月2週間に1回 2000〜3000倍月1回 小さじ1/2新芽・花芽をゆっくり促す
夏 6〜8月10〜14日に1回 2000〜3000倍月1回 小さじ1開花ピーク・花持ちを良く
秋 9〜11月月1回 3000〜4000倍月1回 小さじ1/2花を長持ちさせる
冬 12〜2月完全停止完全停止10℃以下になる日は特に肥料NG

おすすめ肥料ランキング

  1. ハイポネックス原液(薄めやすい・臭い少ない)
  2. 花工場原液(リン酸多めで花が長持ち)
  3. マグァンプK中粒(置き肥で2ヶ月持続)

与え方のコツ
・液体肥料は水やり代わりに与える(土が乾いてから)
・置き肥は鉢の縁に置く(株元に直接触れないように)
・葉が薄くなってきたら2000倍で1回追加OK

2. 植え替え用土の特徴と配合レシピ

アンスリウムは熱帯雨林の着生植物→排水性+保水性+通気性のバランスが命
西宮市の室内は夏に蒸れやすく、冬に乾燥しやすいので、下記の配合が最強です。

最強配合レシピ

材料割合役割
水苔(ニュージーランド産AAA)50%保水性・清潔・根が絡みやすい
バークチップ(小粒)30%排水性・通気性・長持ち
パーライトorバーミキュライト10%さらに排水性UP
赤玉土(小粒)or鹿沼土10%pH調整・ミネラル補給

市販土で済ませたい人向けランキング

  1. プロトリーフ「アンスリウム・スパティフィラム専用土」→ そのまま使える
  2. 花ごころ「アンスリウムの土」
  3. ハイポネックス「観葉・多肉の土」+水苔を3割混ぜる

植え替え時期と手順(西宮市室内向け)

  • ベスト時期:4月下旬〜6月(気温20℃以上になってから)
  • 頻度:1.5〜2年に1回(根が鉢底から出たら即)
  • 手順
    1. 植え替え1週間前から水やりを控える
    2. 古い水苔を優しくほぐしながら落とす(根は切らない)
    3. 新しい土で浅めに植える(根元が少し見えるくらい)
    4. 植え替え後2週間は半日陰+霧吹き多め

西宮市室内で特に注意すること

  • 冬の暖房で湿度が30%以下→ 加湿器or霧吹き毎日
  • エアコンの直風は絶対NG
  • 肥料は10℃以下になったら即停止(12〜2月はほぼ休眠)

これで西宮市のマンションでも、1年中赤やピンクの仏炎苞が途切れません!
実際にこの管理で3年以上花が咲き続けている株が何十鉢もあります♪

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