クワズイモ(Alocasia odora)の育て方の特徴と肥料の内容

育て方の特徴

巨大で艶やかな葉が魅力のクワズイモ(アロカシア・オドラ)。人気の観葉植物ですが「葉が溶ける」「根腐れする」「冬に枯れる」といったトラブルが多い植物です。シードガーデンが、西宮の気候・室内環境に完全対応した育て方を徹底解説します。

クワズイモの特性と西宮室内栽培のポイント

  • 原産:東南アジアの熱帯雨林
  • 好む環境:室温22〜28℃、湿度70%以上、明るい間接光
  • 西宮の冬(5〜10℃)は要注意!休眠期に入るが、室内なら越冬可能
  • 最大の敵:過湿による根腐れ・低温・乾燥

一年を通した管理スケジュール(西宮室内向け)

季節水やり湿度置き場所肥料
春〜夏
(成長期)
土表面が乾いたら
たっぷり
(週1〜2回)
70%以上必須
毎日葉水+加湿器
レースカーテン越しの窓際
直射日光NG
月2回液体肥料
(ハイポネックス1000倍)
秋(9〜11月)土が8割乾いてから
(10日に1回)
60%以上
葉水週3回
暖房風が当たらない場所月1回に減らす
冬(12〜3月)極力控えめ
2〜3週間に1回
100ml程度
60%以上必須
加湿器+トレイ法
室温15℃以上
夜は窓から離す
完全にストップ

重要ポイント

  • 土の表面が乾いたら「さらに2〜3日待つ」のがクワズイモのコツ(ウンベラータより乾燥気味でOK)
  • 冬に葉が全部落ちても慌てない → 春になったらまた新芽が出ます(塊茎が生きていれば復活率90%以上)

葉水・湿度管理

  • 成長期(4〜10月):週3〜4回、朝に霧吹き(表裏しっかり)→ ハダニ予防
  • 冬:週1〜2回(加湿代わり)
  • 葉が巨大なので、月1回はシャワーでホコリを流す(冬は避ける)

肥料の与え方

  • 成長期(4〜9月)のみ:液体肥料(ハイポネックスなどN-P-K=6-10-5)を3000〜4000倍希釈で月1回
  • 夏の猛暑(30℃以上)は吸収が悪いのでスキップ
  • 冬は完全ストップ

よくあるトラブルと即処置法

  • 葉が溶ける・ドロドロ → 根腐れ確定。すぐに植え替え!出張メンテナンスで即対応
  • 葉が垂れる・しおれ → 水不足 or 根詰まり。土を確認
  • 葉先が茶色 → 乾燥。葉水+加湿器強化
  • 冬に葉が全部落ちる → 休眠期。春まで待てば復活します

植え替えのタイミングと方法

2〜3年に1回、春(4〜5月)がベスト。根詰まりサインが出たら即!
シードガーデン専用土で植え替えがおすすめ


クワズイモ(Alocasia odora)の水やりの仕方

〜兵庫県西宮市室内(室温15〜25℃、湿度40〜60%)で美しく育てるポイント〜

季節水やり頻度1回の目安量(6号鉢)ポイント(西宮市室内)
春(3〜5月)7〜10日に1回150〜200ml新芽が出始める時期。土が白っぽく乾いて2〜3日待ってからたっぷり
夏(6〜8月)5〜7日に1回200〜250ml高温多湿で根腐れリスク最高!完全に乾いてから与える。受け皿の水は即捨て
秋(9〜11月)10〜14日に1回150ml徐々に減らす。11月下旬から控えめに
冬(12〜2月)20〜30日に1回(ほぼ断水)100ml以下休眠期で地上部が枯れることも普通!土が完全に乾いて1週間待って少量だけ

西宮市室内でのよくある失敗と対処法

症状原因即できる対処法
葉が黄色〜茶色に垂れる根腐れ(水のやりすぎ)2〜3週間完全断水 → 鉢から出して腐った根を切り取り植え替え
葉の縁が茶色くカリカリ乾燥+低湿度葉水毎日+加湿器ON、トレイに化粧石+水で底面給水
冬に全部葉が落ちた正常な休眠慌てず断水気味で春を待つ(塊茎を触って硬ければ生きてる)
葉に白い粉/小さな虫ハダニ葉水+殺ダニ剤(ベニカXファインスプレーなど)

クワズイモは「育てにくい」と言われがちですが、西宮市の室内環境では

「夏は徹底的に乾燥させる」「冬はほぼ放置する」

この2つを守るだけで、5年以上巨大な葉を楽しめます!

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よくある質問Q&Aはこちら

※育て方でどうしても不安な方は、西宮の出張メンテナンスにお任せください。プロがその場で診断・処置します。

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